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消費者金融と未来について

消費者金融業界全般における2015年を紐解くと、グレーゾーン金利と過払い金の問題の端緒となった最高裁判決から9年、金融庁における総量規制の施行から5年という年に当たります。

過払い金の影響は既にピークを過ぎている上に、総量規制に関してもその意味や内容が一般に広く浸透して来ており、全体の状況としてはここ数年よりは落ち着きを見せるものと考えられます。但し、登録業者数が年々その数を減らしているという事実もあり、中小業者を主とした再編は寧ろ進む事も考えられます。

一方、大手消費者金融を中心にメガバンクの資本傘下となったりという形で、その結び付きが強まっているのも近年の業界トピックです。この影響が2015年以降にどう出て来るかという事も、重要な点と言えます。

消費者金融が銀行と比較して顕著に異なる点は、企業の垣根を超えたネットワークの構築が為されていないという点です。裏を返せば銀行からノウハウを得られる状況にあり、資本傘下となった消費者金融事業者がこれをどう取り入れて活路を見出すかという事が近未来での課題として浮き彫りになっていると言えます。

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